シャンパンを空けてもらって当たり前と思わないこと
誕生日や周年、他にも色々なイベントがスナックやキャバクラにはあります
そこで、ポイントとなるのがシャンパン
通常のキープボトルと違い、空けてしまうと炭酸ということもあって、当日しか保存できません
だからこそ、お客側としては、本当によほどシャンパンが好きでない限り、特別な日以外は注文したくないものです
基本シャンパンは高いんですよね
ポンパドールみたいに、1万円もしないものもあれば、アルマンドやレゼルヴ・ドゥ・ラベイ(ドンペリの高いやつ)のような10万円を余裕で超えるものもあります
そして、頼み方を間違えると、相手を怒らせてしまい、二度とお店には来なくなるので注意が必要なんです
何故お客様はシャンパンを頼んでくれるのか?
では、お客様からしてもわざわざキープもできない、高いシャンパンを頼むのは何故か?
一番の理由は、やはり男の見栄です
気に入った女の子から言われると断りにくい
もちろん、その方のお財布事情もあるのでしょうけど、基本お金と見栄といえば、見栄を取るのが男心です
次に、感謝の気持ちというのもあります
日ごろお世話になっている
お客様によっては、高いバッグや時計などプレゼントを買ってくれる人もいますが、それとは別に女の子のためにシャンパンを頼んでくれるのです
ここで勘違いしてはならないのが、シャンパンを頼む=100%の善意だということ
お客様からすると、無理に頼まなければいけないというものでもありません
下心あるお客なら別ですが、スナックに来る方の大半は付き合いや、その店が好きで来ているのです
それを念頭に置くと、シャンパンを頼んで相手を怒らせることもかなり減ります
なぜシャンパンを頼んで怒らせたのか?
シャンパンは別にたいして美味しいお酒でもありません
実際スナックで働いている方に聞きたいのですが、本当にモエとかドンペリとか美味しいと思って飲んでいますか?
もしそうなら、私とは味覚が違うのでしょう
私は、ドンペリゴールドだろうが、モエピンクだろうがアイスだろうが、一度も美味しいと思ったことがないのです
まだヘネシーの方が好きですね
お客様もシャンパンが飲みたくてしょうがない!って人
会ったことないですね(´・ω・`)
つまり、飲みたくもないキープもできない高い物を、お願いして頼むのです
だからこそ、頼み方次第では、どんなに良いお客様でも二度と来なくなってしまいます
それでは、そうならないためお客様がシャンパンを頼んで怒る理由を勉強していきましょう
怒る理由1 しつこく頼むから
これは、中堅ホステスさんでもよくやってしまうミスです
男の人も見栄があるから、キッパリ断るのは嫌なものです
だから、やんわり断っているのに、それを勘違いして・・・
「もうちょっと頼めば頼んでくれそう」とか思ってしまうんですよね
だから、しつこく何度もお願いをする
普通に考えて怒らない方が珍しい
でも、お客様としては、お店で大きな声を出すわけにもいかないし、仕方なしに頼むのです
こうなると、下手すれば最悪の事態を招いてしまいます
そのお客様・・・引きつった顔で、分かったよ。いいよって言ってませんか?
場の雰囲気を壊したくないし、見栄もプライドもあるから頼んだのです
滅多に来ない、若しくは来てほしくないお客様に対してなら、それも良いでしょう
しかし、お店に良くしてくれる方であるなら、こんなことで来なくなってしまうのは、あまりにもダメージが大きい
しつこくするのは、本当にやめておいた方が良いのです
シャンパンを頼むときは、軽くお願いして、断られたら・・・
私〇〇好きだから、いつかお祝いの時でもねっ!くらいにしておきましょう
怒る理由2 自分のお客でもないのに頼むから
これは絶対やってはならないことです
自分のために来てくれてないお客様に対して、シャンパンをねだることは、即相手を不愉快にさせてしまいます
良いお客様というのは、周りのスタッフに対しても優しいものです
まるで自分の方に好意があるかのように錯覚するくらい
でも、本命の子以外がヘルプに入ったときに、嫌な思いをさせないために気を使っているだけです
それを勘違いして
「この人は誰にでも優しいから、私が頼んでもおごってくれる」と思って、シャンパンを頼むとどうなるか?
当然、俺のこと金としか思ってないの?と不愉快にさせてしまいます
結果、お店に来なくなり、本命のホステスさんからも怒られるし、ママからもお説教されるでしょう
シャンパンをねだるのであれば、それは本命の子かママだけにしておかなければなりません
怒る理由3 シャンパンの種類を色々言いすぎる
スナックでもシャンパンの種類は色々あります
高い物もあれば安い物もあります
あくまで、お客様に選んでもらうことがベストです
飲みに行ったことない男性であれば、種類も値段も分からないので、そっと教えてあげるのは優しさですが、飲みなれている人にシャンパンの種類を講釈するのは非常に不愉快にさせます
え?なに?高い物を選ばせようとしているの?って思われるからです
それに、お客様もシャンパンが普通のお酒より高いのは知っています
だから、あまり色々な名前を出されると不安になるんですよね
まとめ シャンパンはあくまで相手からの好意
まるで当たり前かのように、シャンパンを頼むホステスさんを見かけます
そういう人に限って、あまり人気のない子が多いのですが・・・
スナックやキャバクラなど、お店はいくらでもあります
社会的地位があったり(経営者や会社役員)株などでお金を持っている人はたしかにシャンパンくらいのお金は痛くも痒くもないでしょう
ただ、優秀な人になればなるほど、お金に関してはシビアに考えています
また、お金の大事さを知っているからこそ、それを使うのが当たり前と思っている人間に対して、激しい嫌悪感を抱きます
そもそも領収証出しているから、この人は痛くも痒くもないんだと思うのは、自分で経営したことない人の勘違いです
接待交際費は、たまにであれば経費として計上できますが、全額損金算入はできません
さらに、無駄な経費払うくらいなら、法人税で支払った方がお金は残るのです
それなのに何故お客様は、家や居酒屋で飲めば安いのに、スナックやキャバクラに来てくれるのか?
貴女は男性の全員が下心で来ていると思っていますか?
若しくは、自分に良くしてくれる
何でも助けてくれる
いつの間にか友達感覚でいませんか?
もしそうなら、シャンパンをお客様からねだることはやめた方が良いです
ママから言ってもらいましょう
好意で来ている、自分なりに道徳観のあるお客様だからこそ、幻滅すれば二度とお店には来ないでしょう