必ず覚えておく暗黙のルールは3つ
スナックは女性だけの世界なので、かなり気を使います
また、覚えておかないと後でホステス同士でトラブルになることもあるのです
そこで、今回は教えられなくても覚えておいた方が良い暗黙のルールについて書いていきたいと思います
ルールその1 他の女の子のお客に連絡先を教えない
一番重要なことで、他の女の子が呼んでいるお客さんから連絡先を聞かれても、絶対に教えないことです
客を呼んでなんぼの世界であるキャバクラとは違い、スナックでは女の子同士表面上だけでも仲良くしておく必要があります
お客さんをどんどん奪っていく個人プレーは嫌われる原因です
ただ、私も経験しましたが、違う女の子についているお客さんから、ラインの交換を求められることは本当に多いのです
もし連絡先を聞かれたらどう対処するか?
しかし、いくらトラブルを未然に防ぐからといって、無下に断るとお客様が不快に思ってしまいます
うまく立ち回りたいなら、以下のような対処が考えられます
相手の自尊心を傷つけないように断る
一番ベストなのが、目当ての女の子に怒られるよとか、嫉妬するよと言って、相手の自尊心を傷つけずに断る方法です
たとえば・・・
「教えたら〇〇さんから怒られますよ~」とか
「〇〇さんがヤキモチやくから教えれるわけないじゃないですか」とか
「〇〇さんだけを大事にしてくださいね」みたいな感じです
これだと、相手も断られたとは思いません
目当ての女の子に相談する
それでもしつこく聞いてくる方はいます
そのような場合は、一度相談してみるといいでしょう
ただし、どうしましょうか?というスタンスだと自慢しているかのように思われます
あくまで連絡先を聞かれて迷惑をしているかのような態度で相談しましょう
「〇〇さん・・・。あのお客様から何度も連絡先を聞かれているんですけど。どうやって断ればいいですか?」
このようにいえば、あとは当事者同士で勝手に解決してくれます
ママに付けないように頼む
正直、あまり得策ではないのですが、最終的にどのお客さんに誰を付けるのかはママ次第なので、思い切って付けないように頼み込むのも手です
その際、必ず事情を説明してください
「〇〇さんのお客さんが連絡先を聞いてくるので、付けないようにして貰えませんか?絶対トラブルになりますよ」
お客さんも、この方法だと避けられているとは思いません(ただし、ママが下手なら気づかれる可能性はあります)
次第と、貴方に対して興味も薄れてくるので、連絡先を聞かなくなります
ルールその2 ママと衣装が被らないようにする
次に、気をつけた方が良いのが、店のママと衣装が被らないようにすることです
特に色については、注意をした方が良いでしょう
ママというのは、その店のトップであり、一番のスターになります
要は、大半のママは年齢容姿問わず自分が一番目立ちたいわけです
例外のママも当然います
それは、男っぽいキャラを演出している説教タイプのママです
女性を売りにしていないので、常に自分が一番ちやほやされたい等とは思っていません
ただ、この服装が被ると何故かそういうキャラのママでも不快に思うことが多いのです
本当にいくらお金を稼ぐためとはいえ、めちゃくちゃスナックは面倒ですよ
逆にキャバクラだとママがいないので、その点楽かといえば、今度はお局やナンバー1とかいるので、同じように気を使わな刈ればなりません
とにかくママの服を覚えるしかない
この暗黙のルールに対する対応としては、ママの服を覚えるしかありません
大体1ヶ月もすれば、新しい服でもママが買わない限り、着てくる服が分かります
あとは、似たような恰好や色を選ばなければ良いだけです
若しくは、先輩の女の子に相談してみるのも良いでしょう
他のテーブルのお客さんに自分から話しかけない
これも非常に大事なことです
稼げるホステスさんというのは、共通してお客さんを大事にしています
また、相手に不愉快な思いをさせないことを重視しているのです
ところが、中級者で多少慣れたホステスさんで、他のテーブルのお客さんに話しかけていく人がいます
これは絶対にNGです
相手から話しかけられたなら、手短に答えるくらいで終わらせましょう
何故かというと、他のテーブルのお客さんに話しかけるということは、自分に付いているお客さんを放置することになります
男性からすると、馬鹿にされた気分になります
せっかくお金を出してきているのに、自分をほっとかれて、他の男と話していて気分の良い人はいないでしょう
女性だってホストクラブで、このようなことをされれば怒るはずです
まとめ 空気を読むことは大事
そもそも、スナックのお仕事で業界や店ごとに決まったルールといったものはありません
常識の範囲でやっていいことと悪いことの分別さえつけば、大抵トラブルなく働けます
ただ、場の空気を読めない方は、今回説明した暗黙のルールはどのお店でも通用するので役立つはずです
場の空気を読むというのは非常に大事で、それさえできればわざわざルールなんて気にしなくてもお仕事で困ることはないでしょう
ただ、お仕事に慣れてないうちは、そんな余裕などないはずですから
最低限、今回のルールを頭に入れておきましょう