結論|男性がメールレディで稼ぐのは「99%不可能」です
「男性でもメールレディとして副業できるのでは?」
「スマホだけで稼げるなら自分もやってみたい…」
そう考えてこのページを開いた方も多いでしょう。
ですが、結論からお伝えすると、男性がメールレディで稼ぐのは現実的にほぼ不可能です。
ここではその理由を、法律・運営ルール・仕組みの観点から分かりやすく解説します。
今のメールレディ運営では、身分証と口座の確認で“男性バレ”します
過去には、出会い系サイトや電話サクラなどで、
身分証の提出なしでも働けた時代がありました。
男性名義の口座に報酬が振り込まれることも珍しくありませんでした。
しかし、現在のメールレディサイトでは:
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会員登録時に公的な身分証明書の提出が必須
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登録情報と振込口座の名義一致が求められる
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本人確認がAI+人力で厳密化されている
これにより、性別を偽っての登録・稼働は事実上不可能となっています。
身分証の貸し借りで登録しようとしても、本人確認でバレる or 報酬が振り込まれないのが現実です。
性別を偽る行為は“詐欺罪”にあたるリスクも
そもそも、「女性のフリをしてポイントを消費させる行為」は、
刑法246条における詐欺罪が適用される可能性があります。
実際、埼玉地検ではサクラ行為に対して詐欺と認定した判例も存在します。
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性別を偽る
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恋愛感情を利用する
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サイト利用料を使わせる
このような行為は「騙して金銭を得る構造」になるため、
本人だけでなく、運営側にも大きなリスクが生まれるのです。
そのため、メールレディ運営各社はサクラ行為の防止に非常に厳格です。
そもそも、ほとんどのメルレ運営は“サクラ行為”自体を禁止しています
出会い系ですらサクラ雇用を規制している中、
メールレディサイトではそれ以上に厳しく規約が定められています。
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出会いを匂わせただけでアカウント停止の可能性
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利用規約違反=報酬の未払い or 全額取り消し
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他人名義の口座・身分証の使用がバレた場合、損害賠償を請求されるケースも
一時的に登録できたとしても、報酬を受け取る前にバレるリスクが極めて高いのです。
まとめ|男性がメールレディを選ぶのは“リスクに対してリターンが見合わない
問題点 | 内容 |
身分証・口座確認 | 登録時に必ずバレる仕組み |
法的リスク | 性別詐称=詐欺罪の可能性 |
収入 | 仮にやれても報酬が未払いになる可能性 |
バレた後 |
アカウント削除・損害賠償請求の可能性 |
結論:男性がメールレディで安定して稼ぐことは、現実的にも法的にも極めて困難です。
▶ 男性でもメールで稼ぎたい人へ
ゲイ向け専用SNSや、性別不問で採用されるレアケースについては、以下の記事で詳しく解説しています。(記事後半部分に触れています)
【男でも稼げる?】男性メールレディが月30万円稼いだリアルな実態と限界
過去には“ネカマ”で稼げた時代があった|男性でもメールレディになれた理由
2025年現在、男性がメールレディとして稼ぐのはほぼ不可能ですが、過去には“ネカマ”として活動し、実際に報酬を得ていた男性たちが存在していました。
当時の仕組みや手法を知っておくことで、今の仕組みとの違いや詐欺サイトの見分け方にもつながります。
身分証不要時代の出会い系はどうだったのか?
かつては、女性会員にすら身分証の提示が必要なかった時代がありました。
特に2000年代初頭の出会い系サイトでは、以下のような運営が一般的でした:
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登録時に本人確認なし
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振込先は男性名義の口座でもOK
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サイトによってはサクラが全員男性というケースも
たとえば「ワクワクメール」や「ハッピーメール」が身分証確認を取り入れるまでは、本人確認なしで自由に稼げていたのです。
顔や声を出すこともなければ、テキストと写真のやり取りだけ。
つまり、演技力とネカマ技術があれば、男性でもメールレディのように働けていたのです。
女性名義の口座を借りて稼ぐのが当たり前だった
身分証が不要な時代でも、振込にあたっては女性名義の口座を求めるサイトもありました。
そのため、多くの男性たちは:
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母親や姉妹の名義口座を借りる
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女性っぽい名前のメールアドレスを作る
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女性になりすまして男性とやり取り
という方法で収益化していました。
特に一部の出会い系では、「メールアドレス交換で1,500〜2,500円の報酬」が出るサイトもあり、
ネカマで大量アドレスを集めて稼ぐ手法も流行していたのです。
男性ネカマでも月5万円稼げれば上出来|稼げなかった理由とは?
とはいえ、実際に継続して稼げた男性はごく少数でした。
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月5万円以上稼げる人は稀
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むしろ、1万円すら届かない人が大半
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理由は「精神的ストレス」「単価の低さ」「途中離脱」
メールだけでは稼げない|画像や通話の壁
昔も今も、メールの単価はそれほど高くありません。
画像・動画・通話などに進むことで報酬は増えますが、男性がそれを行うには限界があります。
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自分の顔や身体を送れない
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他人の写真を使うのはリスク(身バレ・違法)
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男同士のやり取りでは盛り上がりに欠ける
結果、やり取りの単価は低く、ストレスだけが溜まる構造になっていたのです。
女性を“演じる”ことが心を病ませる理由
多くの男性が挫折したのは、稼げなかったからだけではありません。
「自分は騙している」という罪悪感がストレスになっていたのです。
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相手が真剣な出会いを求めている
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自分は女性のフリをして会話をしている
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相手はポイントを使っている → 罪悪感が強くなる
このように、演技に疲れ、気持ちが持たなくなって辞めていったという人が多かったのが実情です。
まとめ:ネカマで稼げたのは過去の話。今では完全に不可能に近い
項目 | 状況 |
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男性がメルレになれた時代 | 身分証不要&本人確認なし |
稼げた手法 | ネカマ・女性口座借用・アドレス交換で報酬 |
限界 | 月5万円が限界/精神的ストレスで離脱者多数 |
現在は? | 本人確認・口座確認が義務化 → 事実上不可能 |
過去の事例は“稼げる裏技”ではなく、
「今やってはいけない危険な行為」だと理解しておくことが大切です