スナックやラウンジでLINE交換ってどうなの?
スナックやラウンジで働いていると、お客様からLINEの交換を求められることは珍しくありません。
キャバクラほど強制力はありませんが、多くのホステスが営業や出勤連絡のためにLINEを活用しています。
とはいえ、誰とでも交換すればいいわけじゃない。
この記事では、LINE交換のメリット・デメリット・リスク回避法まで、リアルな体験をもとに解説します。
LINE交換のメリット3選
① 出勤日を直接伝えられる
シフトが固定されていないスナックでは、「今日は出てる?」と聞かれることがよくあります。
LINEがあれば、出勤予定を簡単に連絡できて機会損失が減るのが最大のメリットです。
「行ったのにいなかった」→がっかりされて関係が切れることもあるので注意!
② 営業LINEが自然にできる
キャバクラほど厳しい営業ノルマはなくても、
「誰も呼ばない空気」はやっぱり気まずい…。
LINEなら、軽くお誘いできてプレッシャーなく営業できるのが強みです。
LINE営業のコツ:
- スタンプで会話を終わらせる:LINEをダラダラ続けるのは疲れる。スタンプで自然に区切る。
- あっさり引く:「今日は来ないんだね」で止めておくと、逆に気になって来店する人も。
- 必ずお礼を送る:来店後には必ず感謝LINEを。送るタイミングは帰りの送迎中か翌朝がベスト。
③ 信頼関係が築きやすい
距離が近づくことで、お客様が「あなた目当て」で来店してくれるようになります。
これは安定した指名や売上につながるチャンスでもあります。
LINE交換のデメリット&リスク
① LINEが鳴り続けてストレスMAX
深夜や早朝に連絡が来る
電話を無視したら「なんで出ないの!」と怒る
恋人気分で依存される
こういうお客様は、完全に線引きを見誤っているタイプ。
LINEを教えてしまったなら、「これはお仕事の一環」だときちんと伝え、必要ならママに相談して対処しましょう。
② お店に来なくなることも…
LINEで親しくなった結果、
「お店で会わなくてもいいよね?」と考えるお客様もいます。
結果:売上ゼロ、でもLINEだけ続く地獄ループ。
お店で会う前提の関係を崩してしまうと、“無料の女友達”ポジションに転落する危険性があります。
③ 恋愛感情を持たれるリスク
お店の外でLINEが続くと、
「脈アリ?」「本気なのかも?」と勘違いされる可能性が高いです。
しかも、「なんで返信くれないの?」「今日誰といたの?」と束縛や監視モードに突入する男性も…。
ストーカー気質の人は、最初から距離感が狂ってるので、LINEを教えると一気にエスカレートすることがあります。
距離感がカギ!LINE交換は“目的と相手”で判断しよう
● お客を恋愛対象として見ているなら…
本当に好きな人なら、お店が終わっても電話したりLINEしたりするのは楽しいですよね。
夜職の女性ってやっぱりモテるし、気持ちが通じれば付き合えることもあります。
ただし「仕事とプライベートがごっちゃになる覚悟」は必要です。
● ただのお客様なら“期待を持たせない”距離感を!
LINEを交換=「特別な関係」と思ってしまう男性も多いので、
- 返信は1日1回まで
- やり取りの回数は3往復まで
など、自分でルールを決めておくのがおすすめです。
本当に良いお客様は、距離感を保っても関係を続けてくれます。
逆に、勘違いしてしつこくなる人は最初から避けた方が安全です。
管理人の実体験:誰とでもLINE交換しない理由(痛客エピソード)
管理人が過去に痛い目にあったことを書くので、参考にしてください
エンドレスLINE地獄と朝の説教メッセージ
私がLINEを交換して本気で後悔したエピソードです。
ある年配のお客様とLINEを交換したところ、毎晩寝るまでエンドレスにメッセージが送られてくるようになりました。
しかも翌朝起きてスマホを見ると、LINEには連続メッセージがびっしり。
「やっぱり金なんだよな」
「俺のこと、もうどうでもいいんでしょ」
「無視ってことはそういうことなんだよね?」
そして最後にはお決まりの:
「もう店には行かないから」
──でも、「ごめん、寝てたよ」と送れば…
「あ、そうだったんだ!よかった、心配してた!」
…すぐ返ってくるやつ!
典型的な「構って型・依存型クレームLINE」
このタイプのお客様の特徴:
自分の思い通りにならないと不機嫌
何かにつけて“金目的でしょ”と疑ってくる
「もう行かない」が口癖(でも来る)
つまり、感情をコントロールできず、LINEで支配しようとする人です。
こんな相手とは距離を保つことが絶対に必要です。
お客様の本音は“自分だけが特別扱いされたい
LINEを使ってくる痛客の本質はこれです:
「自分だけが特別でありたい」
「他のお客より優先してほしい」
「もっと好きになってほしい」
だからこそ、ちょっとでも他の客と楽しそうにしていると嫉妬し、すぐに被害者ポジションに入るのです。
店の売上は良いが…“本性”が後から出てくる
この手のお客様、実は最初は神客に見えます。
高頻度で来店
お金も落としてくれる
会話も弾む
でも、LINE交換後に本性を表すパターンが非常に多いです。
そして、“お店のため”に交換したあなたは、
気づけば心が削られるような関係に引き込まれていくのです…。
管理人の対策:「最初から条件を出して交換する」
そんな経験を経て、私は今こう言うようにしています:
「私、朝早くて夜はすぐ寝ちゃうし、昼も仕事してるからLINE返せない時多いけど、それでも大丈夫なら交換しましょ」
これは予防線を張ると同時に、好意も見せるテクニックです。
ポイント:
「返事遅いです」=依存されたくない意思表示
それでも「交換したい」と思わせる=相手の温度感が見える
条件を出した上で相手がOKするなら、多少安心
まとめ:LINE交換は“感情の見極め”がカギ!
- 感情の波が激しい人には絶対NG
- 依存気質の人はエスカレートするだけ
- 最初から条件を提示して“軽く”ハードルを上げておくこと!
LINE交換はお客様との距離を縮める手段であり、
同時に自分を守るための境界線が必要な行為です。
LINEは「仕事道具」と割り切る勇気が、あなたを守ってくれる武器にもなります!
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