アフターは「義務」じゃない!まずはメリットの有無で判断
スナックやキャバクラで働き始めると、よく聞く言葉の一つが「アフター」。
でもこれ、最初にハッキリ言います。
アフターは義務ではありません。
メリットがあれば行けばいいし、なければキッパリ断ってOK。
気疲れ・誤解・トラブルの温床にもなり得るため、「うまく使う営業ツール」として考えるのがベストです。
アフターに行くメリットのあるお客、ないお客
アフターに行っても良いお客さんの特徴
- 何度も指名してくれている
- LINEや私生活に踏み込みすぎない
- 店外のお願いを一切してこない
- 常に時間や体調を気遣ってくれる
アフターNGなお客さんの特徴
- 初回から誘ってくる(=下心アリ)
- 嫉妬や束縛が激しい
- 飲みの場で態度が横柄
- 店に来ずアフターだけ求める
アフターとは?まだ働いたことがない人へ簡単に解説
アフターとは
→ お店の営業終了後、お客様と一緒に飲食へ行くこと。
ほとんどは1〜2時間ほどで、軽く飲んだり食事をして解散。
ただし、粘る客や“下心アリ”な客の場合、帰れない空気になったり…トラブルになるリスクもあります。
アフターのメリットは?【営業ツールとして使える】
メリット | 内容 |
---|---|
リピート獲得 | アフターをきっかけに「また指名したい」と思わせられる |
特別感 | 「この子、俺には特別かも?」と顧客が錯覚しやすい |
食事代が無料 | ご飯やお酒をごちそうしてもらえるケースも |
結論:アフターは“客育て”に効果的。ただし、行く価値のある客だけ!
あと、アフターばかり行くとあなたの価値が下がります。
この子とアフター行きたいからシャンパンを今日下すということは、夜の世界では当たり前のようにあります。
しかし、初回のお客さんとでも行っていたら、この子は誰とでもアフターに行くんだなと思われ、最悪なのは、閉店間際に来てアフターに誘う人もいるのです。
これが続くと、店に来ないのにアフターだけは誘われるようになります。
だから、もしスナックやラウンジで稼ぎたいなら、簡単にアフターに行かないようにしましょう。
アフターのデメリットは?【正直つらいことも多い】
1つの失敗が、今後の営業に悪影響を及ぼすこともあります。
アフターの辛い点
- 時給ゼロの時間外労働
- ホテルに誘われるなどのリスク
- 客同士のトラブル
- 毎回誘われて断れなくなる
時給ゼロの時間外労働
→ どれだけ長時間一緒にいても、報酬は一切なし。
どれだけ長い時間拘束されても、給料は1円も出ません
だから、好きなお客さんでもない限りは、さっさと引き上げましょう。
ホテルに誘われるなどのリスク
→ 勘違いされた結果、セクハラ・無理な誘いに発展することも。
ホテルはハッキリ断れば良いです。
明日早いとか、そういうことはできないと言ってください。
男性も断られると思って、誘ってきている場合が大半です。
あと、無理に連れて行こうとするお客に対しては、断固として警察へ電話をするなどしてください。
これで店を辞めなくてはならないのであれば、やめた方が身のためです。
客同士のトラブル
→「あの子はあいつとだけアフター行った」→嫉妬・怒り・指名キャンセル。
もし被りのお客さんがいるなら、間違えても他のお客さんとアフターに行くことは言わない方が良いです。
また、同じ日に二人以上からアフターに誘われた場合は、もし最初に約束をしている人がいるなら必ずそちらを優先してください。
ただ、その際にも他のお客さんと約束があるから、アフターに行けないという言い方をすれば怒らせますので、「今度の水曜とかどう?」とこちらから提案すれば、次回の約束も取れるし、何より怒らせません。
毎回誘われて断れなくなる
→ 一度行くと“恒例扱い”されて、毎回断るのがしんどくなる。
一回アフターへ行くと、次から当たり前のように誘われます。
スナックやラウンジのキャストだって断るのには、精神的な負担があります。
毎回誘われて断るのは、本当にきつくなるので、行きたくないなら断ることをしましょう。
アフターでのトラブル回避法【安全第一】
シーン | 対策 |
---|---|
食事 | 高カロリー・深夜ラーメンは避けて、軽めの食事に |
飲み物 | 絶対に目を離さない&知らない店では飲まない |
会話 | 「朝が早いので1時間だけ」と事前に終了時間を伝える |
アルコールを飲んだ後にラーメンとか、高カロリーのものを食べると、あっという間に太ります。
また次の日に起きると、むくみます。
そこで、お客さんとご飯を食べに行くのであれば、焼き鳥などがおススメです。
また、バーなどで飲んでいると、実際に体験したのですが、トイレに行っている間に睡眠薬のようなものを入れられたことがあります。
その時、味が明らかに変わったので、それ以降必ず目の前にある飲み物を飲み終わってからトイレに行くようにしています。
あと、ダラダラと粘られるの防止のため、最初からアフターに行く条件として朝が早いけど1時間くらいなら行こうか?といえば、粘られなくてすみます。
アフターは“短期の爆発力”と“長期のリスク”の両面あり
「アフターが多い子ほど人気になる」──たしかにそれは事実。
でも、長く働くつもりなら慎重に行くか決めたほうが良いです。
-
精神的に消耗しやすい
-
LINE・電話攻撃に発展しやすい
-
お店外でのトラブルが増える
という例は、実際かなり多いです。
とくに男性は、アフターに行く=自分へ好意があると勘違いします。
そこで、なんでも思い通りになると考え、色々なことを言ってきます。
お店を辞めろ、休みの日に会え、連絡が遅いと怒りだしたり、夜中でも平気で電話を掛けてきたり、会いたいといいます。
アフターによって良いお客さんになる場合と、物凄い負担のかかる痛客になるか?
どちらとも可能性はあります。
アフターに疲れたら“月1回ルール”を自分で設定しよう
アフターに行くのは悪いことではありません。
でも、コントロールしないと自分が潰れるだけ。
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月に1人1回まで
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「また来月ね」と言って終わらせる
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必要以上のプライベート感を出さない
これがアフターを上手に使う女の子の共通点です。
よくある質問(FAQ)
Q1. アフターを断っても嫌われませんか?
→ はっきりと「今日は無理だけど、また時間ある時にね」と伝えれば問題ありません。
むしろ、都合良く使われなくなるため、結果的にあなたの価値が上がります。
Q2. アフターで指名が増えることはある?
→ はい、特に新人時代は一気に常連化させるチャンスです。
ただし、誰にでも行くと“安売り”になって逆効果なので選別が大切。
Q3. 断るのが苦手なんです…
→ 最初に「私、基本アフター行かないタイプだからごめんね」とキャラづけしておけば、後が楽になります!
まとめ:アフターは“うまく使う”のが正解!
アフターに行くかどうかは、「この人に未来があるか?」で決めてOK。
惰性や断りきれない流れで付き合っていると、どんどん苦しくなっていきます。
営業に使えるなら行く。
リスクが勝つなら、無理して行かない。
自分が主導権を握って、アフターも“武器”にしていきましょう!