スナックで働くとき、時給以外にどれくらいの手当やドリンクバックがもらえるのか気になりますよね。
この記事では、スナックでの給与形態や手当の種類について詳しく解説します。
スナックは時給制!
スナックの収入の基本は、時給制です。
通常、1時間あたりの時給は1,500円~2,000円程度が相場。
勤務時間は21時~翌1時や2時など、1日あたり約5時間が一般的です。
そのため、1日出勤すると1万円前後が目安となります。
ただし、シフトは週3日程度のお店が多く、毎日出るのは難しいこともあります。
指名料や歩合給はない
スナックや、ラウンジでは、キャバクラのように、指名料や歩合給はスナックでは発生しません。
たとえ多くのお客様を呼んだとしても、その分の特別な報酬はありません。
ただし、お客様がボトルやドリンクを注文してくれた場合、ドリンクバックが発生することがあります。
ドリンクバックの仕組みと相場
スナックでは、お客様が注文した、若しくはキャストが飲んだ物に対してバックされることが多いです。
例えば、ボトル1本(販売価格5,000円)を注文してもらえれば、250円程度がバックとして支払われます。
このようなボトルに対するバックは「ボトルバック」と呼ばれることが多いです。
また、お客様の中には、自分のボトルを飲まずに、ノンアルコールドリンクやカクテルを頼むことを許してくれる方もいます。
この場合、自分が飲んだ分の金額に対してバックが付きます。
(私の以前の職場では、カクテル1杯1,000円のうち、200円がドリンクバックとして支給されていました。)
これをドリンクバックといいます。
ボトルバックは頻繁にボトルを空けるお客様が少ないため、安定して稼ぐのが難しいこともあります。
しかし、ドリンクバックの場合は飲み席での注文頻度が高いと、思いがけず多くのバックを得られることもあります。
特に、常連のお客様がいる場合はチャンスが増えるでしょう。
バックが無くても得られる恩恵
のんびりとしたスナックだと、ドリンクバックなどの手当てがないお店もあります。
しかし、手当が無いとしても、お客様を呼ぶ恩恵はあります。
ママやお店からのプレッシャーが減るメリット
自分のお客様を呼べるようになると、ママや同僚からのプレッシャーが軽減されるという大きなメリットがあります。
お客様を呼べないと、売上の少なさからママの機嫌が悪くなることが多々あります。
特に、出勤日数の多い人は、他の誰よりも店に対してお客を呼ぶ責任があるのです。
1週間で1人も呼べないとなると、お店としては不要な人材として思われます。
逆に、売上に貢献できる人は他の人よりも多くシフトに入れるなどの優遇を受けられることがあり、働きやすい環境を築けます。
以上の点から、週1日から2日のバイトなら気にすることはありませんが、もしレギュラーで毎日働こうと思っているなら、お客を呼ぶことは必須となります。
自分のお客様がいると精神的に楽になる
新規のお客様は気を使う場面が多く、セクハラや急な不機嫌さに悩まされることも多々あります。
一方で、慣れたお客様であれば気を使わずに働けるため、ストレスが大幅に軽減されます。
また、常連のお客様はドリンクを注文してくれるケースも多く、収入アップにつながることがあります。
特に水商売は精神的に病むことが多いので、仲の良い常連さんは本当に大事にしたいものです。
スナックで稼げる手当の種類
スナックで時給以外に稼げる手当としては、以下の2つが代表的です。
1. 交通費の支給
出勤や帰宅時のタクシー代や送迎費用を負担してくれるお店があります。
上限は1,000円程度が多く、遠方からの出勤では全額支給されないこともあります。
交通費は、出勤の快適さを左右する重要なポイントなので、面接時に確認しておきましょう。
私のお店では、帰りの送迎だけは何故かお店が全額支払ってくれました。
中には、知人に会いたくないという理由で、地元から離れた場所で働いてる人もいますので、交通費に関しては、きちんと聞いておく必要があります。
2. 同伴手当
同伴とは、お客様と一緒に食事をしてからお店に出勤することです。同伴手当の相場は、3,000円程度。
ただし、同伴は気を使う場面が多く、相手によってはストレスを感じることも。
お客様の期待を裏切らないよう配慮が必要ですが、営業の一環として割り切ることが大切です。
まとめ:スナックで手当を稼ぐコツ
スナックで稼げる手当は、ドリンクバック・交通費・同伴手当が主なものです。
しかし、時給以外での収入には限界があります。
最も大切なのは、出勤日を確実に守り、時給で安定した収入を得ること。
無理に手当を稼ごうとしてトラブルになるより、日々の業務を丁寧にこなす方が長く働けますよ。
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